【剣盾S8使用構築】もーもーみるく(最終2000)
【前書き】
お久しぶりです。しろです。
シーズン8お疲れ様でした。
今期は剣盾初、USUMから計算しても1年ぶりにレート2000を達成することが出来たので、2年ぶりに構築記事に書いて紹介していきます。
【構築経緯】
今期は先月夢特性が解禁され環境トップに君臨したエースバーンと、エースバーンに比較的に強いドヒドイデや、ナマコブシやヌオーのような水タイプの天然持ち、HBウインディ、バンバドロあたりをキャッチしてはめるゴチルゼルの並びを使いたいと思い構築を組み始めました。
エースバーンをエースとして安全に通すにあたり、襷を潰すステロ要因としてドリュウズを採用。しかし現環境ではゴリランダーや連撃ウーラオスが多く、これらのポケモンに対し襷を持たせても十分な仕事が出来ないと判断し、ヨプのみを持たせた草食ミルタンクの採用に至りました。
ダイマエースバーンで荒らした後最後の締めとして、対面性能の高いミミッキュを採用し、カバや身代わりドラパルト、ラプラスが重い為ラプラスミラーに強いラプラスを採用して構築が完成しました。
【パーティ紹介】
ラプラス@弱点保険 控え目 シェルアーマー
205-94-129(228)-150(252)-115-84(28)
B 余り
C ぶっぱ
S S12振りポリ2抜き抜き
泡沫のアリア/フリーズドライ/地割れ/氷の礫
ダイマックスを使った際の対エースバーン性能を高めたいので防御方面に努力値を厚く振ってます。
絶対零度ではなく地割れを採用している理由は対ラプラス性能を高めたかったからです。
元々礫の枠は10万ボルトを採用し、相手のラプラスがダイマックスしてきた際にキョダイセンリツ(壁張り)→ダイアース×2(D上昇)で相手のダイサンダーを耐えしのいだあとに10万で倒す動きをしていていました。
しかしラプラスに礫がない弊害が多く、反面電気技を採用するメリットがラプラスミラーとダイマックスのギャラドスへの打点しか無かったため、電気技をきり礫の採用に至りました。
相手のラプラスがダイマックスをきってこない場合も多かったので地割れ単体の採用も可能だと思います。因みに副産物でダイアースでジバコイルを上から倒せます。
エースバーン@命の珠 意地っ張り リベロ
155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)
AS ぶっぱ
D DL対策
火炎ボール/飛び膝蹴り/飛び跳ねる/不意打ち
基本的に相手の初手のポケモンのSを下げてからエースバーンを出してダイジェットで展開していくため、陽気ではなく意地っ張りで採用。
意地っ張りで採用することにより、B4振りパッチラゴンをステロ込みでダイアークで確定で落とせるようになったり、A+1でHBカバルドンを乱数で落とせるようになります。
技構成はダイマでAとSを上げる飛び膝蹴りと飛び跳ねる、Aをあげたあとに先制できる不意打ち、最大火力且つ鬼火を透かせる火炎ボールで完結。
耐性が優秀な鋼タイプになれるアイへが欲しいと感じた場面もありましたが、これらを差し置いて採用するまではないと感じています。
ミルタンク@ヨプのみ 陽気 草食
201(244)-100-129(28)-x-90-165(236)
HB 耐久ベース
S 最速ウーラオス抜き
岩石封じ/電磁波/甘える/ステルスロック
本構築の要。エースを通す為のサポート役として非常に優秀でした。
ノーマルタイプという弱点が一つの優秀な体制の為、ヨプの実を持たせれば物理方面はどんな攻撃でも耐えます。
特殊方面も決して低くなく、珠トゲキッスのダイジェットレベルの火力であれば基本耐えます。D無振りだと臆病の珠リザのダイジェットが乱数50%でそれで負けたことが2回あった為、Bに振ってる努力値はDに振ったほうがいいかもしれません。
(H244 D28ミルタンクに対し 176~208(乱数18.7%))
特性草食により、初手に出てきやすいゴリランダーに対して安定して仕事が出来、初手に来やすいウーラオスに対してはどんな型であろうがs-1+ステロまでの仕事をこなしエースバーン の起点にすることが可能です。
また初手エースバーンに対しても、特化珠キョダイカキュウも耐えるので電磁波ステロの仕事をこなすことが出来ますが、ラム持ち個体もいるのでラム持ちだと判断したら岩封から入るほうが無難です。
(ラムか否かはパーティ単位でカバルドンが重いか否かで判断していました。)
襷を消費しないゴリラに強いステロ要因としてエアームドやコータスがいますが、これらのポケモンより早く、またミルタンク自身のマイナーさから型が読まれにくい為上から挑発を受けにくく、またこの2匹はウーラオスに対し安定した仕事が不可能なのが大きな差別化点です。
しかし身代わり持ちのポケモンに関しては滅法弱いので注意が必要です。ミルタンクの岩封では基本身代わりは破壊出来ません。
因みに悲しいことにミルタンクの使用率は2020/8/1現在圏外です。
ドリュウズ@気合いの襷 陽気 型破り
185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)
AS ぶっぱ
B 余り
電気の一貫をきれて、ロトムの浮遊を無視できる駒としてドリュウズを採用しました。パッチラゴン等が役割対象ですが、主にゴリラと組まれていることが多かったため正直選出しにくい印象でした。
一般的な襷ドリュウズと異なりアイへではなくドリルを採用している理由は、アイへを選択場面が少なかったのと、後出しカバルドンやポリ2に等に対して30%の勝ち筋を持ちたいという理由から採用しています。
因みにパーティ全体でガラルサニーゴが重たい為、ドリルの枠は地割れのほうがいいかもしれません。アーマーガアかサニーゴどっちにうつかの問題だと思います。
177(252)-x-116(4)-115-178(252)-85
HD 特殊耐久特化
B 余り
アシストパワー/トリック/コスモパワー/眠る
前述のエースバーン対策のドヒドイデや、ナマコブシやヌオーのような水タイプの天然持ち、HBウインディ、バンバドロあたりをキャッチしてはめる駒として採用しました。
シーズン序盤は積極的に選出していました。
刺さる相手には滅法強いですが、相手がそのポケモンを選出しなかった際は威力20のエスパー技しかないゴチルゼルは腐りやすかったため終盤はあまり選出していませんでした。
このポケモンの強みは選出誘導にあると考えており、例えば私の構築であればミルタンクをゴチルゼルでキャッチされると試合が一気に厳しくなるため、ゴチルゼル入りの構築にはミルタンクを選出しませんでした。
その為このポケモンは選出画面にいるだけでも相手に圧力をかけられるポケモンだと思います。
ミミッキュ@アッキの実 意地っ張り ばけのかわ
151(164)-156(252)-112(92)-x-125-116
A ぶっぱ
HB 物理耐久ベース
じゃれつく/ドレインパンチ/かげうち/剣の舞
数か月前にどこかの記事で読んでそのまま使っていた個体ですが、調整意図は忘れてしまいました。
現環境はアッキミミッキュミラーが多いため少なくとも素早さは振ったほうがいいと思います。(攻撃を削るか耐久を削るか考えてたらシーズンが 終了していました。)
御三家のキョダイマックス技が化けの皮貫通の為以前よりは安定しにくくなりましたが、まだまだ対面性能は高いポケモンだと感じています。
基本的に相手のダイマックスはエースバーンで倒せることが多い為、非ダイマポケモンと対面することが多かったです。
【基本選出】
エースバーンの通りがそれなりによければこの選出が一番多かったと思います。
そうでなければ相手の構築に合わせて都度変えていました。
vs 受けループ
【あとがたり】
TNしろ 最高2000/最終2000
TNくるすりん 最高1988/最終19xx
サブロムも2000載せるまでメインロムは触らないと決めていたため、最後の5日間メインロムを触ることがありませんでした。
剣盾に入ってからあまり対戦モチベが上がらなかった中、今シーズンは対戦モチベがあがり1か月で数百戦も戦えたのは良い経験だったと思います。
因みにシーズン9はシングルではなくダブルバトルに挑戦したいと考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問などあればtwitterID(@srpoke46)までお願いします。